大隅鹿屋病院DMAT隊は帰途につきました
救急科の久野です。
能登半島地震に派遣されておりました我々大隅鹿屋DMAT隊は、現地での支援活動を終了し、鹿屋への帰途につきました。
おかげ様をもちまして、隊員全員隊長を崩すことなく、無事、任務を全うできました。
震災から1か月の節目に派遣された私たちですが、被災地での活動を通じ、未だ支援の行き届かない領域をみてDMATとしての活動の限界を感じつつも、DMATの手の届かないところを引き継いでくれたり、補完しあえる組織の存在の重要性を体感しました。
改めて、大隅鹿屋病院が地域に果たすべき役割について考えさせられます。
勿論、院内の仲間にも。
隊長経験は少ない久野の指揮下で、時には支え、時には意見をくれ、現地には帯同せずとも現地隊と病院の間に入って後方支援に徹してくれた大隅鹿屋DMAT隊員。
DMAT派遣にあたって、資材の調達や準備、薬剤の持ち出し準備やスタッフの調整にあたってくれた関係部署のみなさん。
平時と変わらない病院機能を支え続けた職員たち。
病院の総力で被災地支援にあたったものと自負するとともに、感謝でいっぱいです。
また、救急科の運営変更に伴いご迷惑をおかけいたしましたが、週明け2月5日から通常運営に復帰いたします。
我々大隅鹿屋病院に何ができるのかを常に自問しつつ、地域医療への貢献を進めていこうと思いますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
地震発災直後で止まったままの時計
避難所への道も崩落していたり。。。
避難所と同じ久野の寝床ですが、油断すると低体温になる環境です
保育室からいただきました。任務中、MERの守り神でした。