医療法人徳洲会 帯広徳洲会病院

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掲載日付:2023.07.29

大隅半島南方にて。。。

 救急科の久野です。
 当院救急車に”MER”という呼称をつけて早2か月、えらい先生からご評価が。
 「がんばっとるなぁ!!」→ ありがとうございます!
 「うちの無線交信だとイマイチ、カッコ良さがないなぁ、、、」 → それは当院らしいというか、、、
 「降りてくるのが鈴〇亮〇じゃなく、”久野”ですよって言っとかないとガッカリしちゃうから」→ 筋肉じゃなく脂肪だから柔らかいですよ、きっと。

 メインで出動しておりますのが、40歳の久野を最年少とするメンバーですので。
 関東某県で、”おっさんたちのコードブルー”をキャッチコピーにしておられる病院がありましたが、当院としては男女混成、”高齢化MER”で頑張っております。若返りのためのスタッフ養成もしておりますが道半ば、当面は古参乗員で頑張ります。

 さて当院の救急車ですが、今週も色々な地域に呼んでいただきました。時々押しかけても行きました(笑)。
 難しい言葉だとなが~くなってしまいますが、簡単にまとめると、当院救急車の基本行動原則は、
 ①当院に向けた施設間搬送での消防救急車占有時間の削減
 ②特に内科系疾患において、早期接触・早期介入・早めの情報収集による専門医治療までにかかる時間の削減
 この2つです。

 大隅半島は南方向や東方向に行くと、医療機関の数に対して消防の保有する救急車が少なく、転院搬送で出動させてしまうと帰投まで2時間弱かかるエリアもあります。この間、”救急車が地域に居ない”、ということが発生してしまいます。
 そのため、可能な限り、搬送半ばで救急隊から患者さんを引き継ぎ、当院へ搬送するようにしています。
 もちろん、ご紹介元の医療機関やご施設をはじめ、消防、合流場所をご提供いただいている関係者の方々のご協力の賜物であり、この場を借りて御礼申し上げます。



 夏空に映えるカラーリングなので、どのアングルで撮影しても夏らしさを感じます。
 乗員も車両に負けず、ココロは若く頑張ります!!

掲載日付:2023.07.13

夏到来!!

 救急科の久野です。
 ジメジメした雨が続いていましたが、いよいよ晴天、暑くなってきました。
 なんと通勤だけで時計焼けができてしまいまして、南国鹿児島の日差しを舐めてはいけませんね。

 さて、救急科にとって患者さんの診療は勿論大切な仕事ですが、専門科の診療支援も外せない仕事です。
 例えば、患者さんのご家族に説明されている間の状態維持であったり、手術や専門治療に向けて患者さんの状態を整えたりしています。

 今日は、遠距離転送にまつわる支援を担当しました。
 徐々に状態の悪くなる患者さんを薩摩半島側の大病院に搬送する必要に迫られ、担当医の先生が紹介先と交渉されている間に準備を整え、搬送先が決まった後、ご家族とお話されている間に搬送手段を手配しました。
 今回は米盛病院のドクターヘリに来てもらいました。
 ヘリの運用調整、消防への要請と通達、平時から病院前医療活動に関わる救急科のお家芸です。

 患者さんは無事、搬送ヘリコプターで出発されました。

 それにしても、夏空です。

 

飛び立つヘリと見送る当院救急車たち

掲載日付:2023.07.06

無線機配備完了!

 救急科の久野です。
 またまたやって参りました、鹿児島の高温多湿な夏!!
 久野のような種族には本当に厳しい季節です。とにかく湿度が辛くて辛くて。。。。
 なのに油断するとTゾーンが皮脂かぶれするので保湿は欠かせないし。。。。もう!!!

 さて、兼ねてから配備を進めていた無線機ですが、ついに、ドライバー・運転補助者・医師・看護師・救急外来看護師+ER据え置きと、計6台の配置が完了しました。
 これまでPHSをかけまくっていた出動指令も無線一本。
 出動中の移動速度から位置までERのパソコンで把握可能。
 どうしても電波の悪いエリアではチャット機能でのやり取りもできる。

 傷病者情報の共有の迅速化はもとより、重複要請時の調整もスムーズ。
 これまで携帯電話に頼ってきた病院‐MER間の通信手段が大幅に拡充されました。

 より迅速に、より正確に、より多機能に。
 まだまだ模索・ブラッシュアップの過程ではありますが、大隅半島の病院前救急医療の発展に資するべく、機能拡充を進めています。
 久野からの”おねだり着信”が増える当院幹部には申し訳ないのですが。。。。
 
 今年度の救急科は、「大隅鹿屋、一歩前へ!!」と言い続けられるように頑張ります。

この子機が5台、贅沢です!!

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