天陽会病院との共同搬送を実施しました
救急科の久野です。
このところ急に寒くなり、関節が痛いような、骨身に染みるといいますか。
このブログを書き始めた頃は、「久野用扇風機」が救急外来にあったくらいなのに、歳には勝てないのでしょうか。
さて、当院は循環器系の患者様受け入れが多い病院です。
勿論、当院で治療が完結することがほとんどですが、やはり、高次処置が必要になる場合もあります。
このブログでも時々ご紹介している九州大学病院への転院搬送は勿論、鹿児島市内の病院とも連携をとっています。
先月から、立て続けに2件(ヘリコプターも含めると3件)、天陽会中央病院との転院搬送連携事案がありました。
天陽会中央病院も病院救急車を運用されており、当院への搬送に出向いていただくケースがあります。
ただ、市内から当院ですから距離もあり、時間もかかります。
鹿児島市内でも有数の循環器疾患受け入れ病院ですから、病院救急車を当院のために長時間大隅半島へ、というわけにもいきません。
そこで、当院救急車との途上合流、患者引き継ぎを実施しています。

広域で地域を支える天陽会病院との連携ならではです
10月の案件は、当院からの患者様を桜島にある天陽会病院の軒先をお借りしての引き継ぎ頂きました。

軒先をお借りしました。
次いで11月の案件では、垂水消防にも協力いただき、垂水中央運動公園での引き継ぎとなりましたが、当日は雨が降り、急遽、体育館の屋根下をお借りすることになりました。

急遽の体育館玄関対応となりました
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

ご対応いただいた皆様に感謝いたします。
地域医療と広域連携、うまくコーディネートできれば幅広い病態に対応でき、より地域に貢献できます。
我々救急科も一助となれるよう、尽力して参ります。