医療法人徳洲会 帯広徳洲会病院

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掲載日付:2022.11.28

ドクターカー活動域拡大中(2)

 救急科の久野です。
 先日、研修医の頃からずっと眼鏡を造ってもらっている眼鏡屋さんに出かけました。
 「あれ、ちょっとレンズの度をおとしてもいいよこれ」とご主人。
 『目が良くなったってことですか(喜)』
 「いや、老眼が始まるとね、こういうことがあるんですよ。もうそういう歳なんだねぇ。。。」
 胸に突き刺さる言葉を頂いたアラフォー男子です。

 さて、皆様のご協力を得まして活動範囲を着々と広げつつある転院搬送ドクターカーですが、東・北と消防とのドッキングポイントを設け、先般、南側にもご協力いただける場所を確保しました。
 浜田海水浴場駐車場です。
 当院から緊急走行で15分と、活動時間としても許容内であり、夏のオンシーズン以外は比較的空いている、大隅半島南部・南西部の救急隊に場所の指示がしやすいなど、非常に好条件です。
 浜田町の町会でも維持作業をされており、緊急走行のサイレンや活動でご迷惑をお掛けするかと思い、当院の担当者から町会長さんにお話ししたところ、「医療のためなら」と使用のお許しを頂きました。
 周辺住民の皆様、駐車場ご利用の皆様には何かとご迷惑をお掛けすることもあるかと存じますが、ご容赦いただきますようお願いいたします。


 写真は、消防救急車とのドッキングを待つ、当院救急コーディネーター看護師です。ドクターカー活動の立役者の一人でもあり、日を改めてご紹介いたします。

掲載日付:2022.11.21

活動範囲拡大中です

 救急科の久野です。
 11月も折り返し、お正月が近づいてくる今日この頃ですね。
 あ、クリスマスについては、20回以上のシングルベルを続けている久野にとっては。。。なので割愛します。

 さて、先日、当院ドクターカーの志布志方面・大崎救急隊とのドッキングによる患者搬送活動をご紹介しましたが、今回は北方向・曽於方面へのドッキング搬送を実施しましたのでご紹介です。
 曽於地区には当院に患者様をご紹介いただくご施設が多数あるのですが、当院から緊急走行したとしても時間がかかってしまい、直接お迎えに伺うことが出来ずにいました。
 しかし患者さんの状態把握を早め、ご紹介元の職員さんの拘束時間を減らすことでご紹介いただく医療機関の負担を軽減し、消防救急車が越境して出動する時間を短縮する。当院ドクターカーがなんとか貢献できないかと検討を重ねていました。
 今回、道の駅野方あらさの様にご協力いただき、大型車用の駐車場をお借りし、末吉救急隊とのドッキングとなりました。

ドッキング待機中



 ドクターカー稼働後としては大崎方面でのセントロ鹿屋様に続き、2か所目のドッキングポイントとなり、ご協力いただいておりますご施設様、地域の皆様、また、駐車場内での活動にご理解を頂いております施設利用者の方々には心より御礼申し上げます。



 これからも地域に貢献できるドクターカー活動を進めて参ります。

掲載日付:2022.11.18

遠距離搬送に出動しました

 救急科の久野です。
 11月16日は遠距離搬送のため、ドクターカー搬送に出動できず、また、昨日17日は、同時間帯に多数のご要請を頂いたため、一部要請にお応えできず申し訳ありませんでした。
 21日月曜日からは通常営業いたしたおりますので、要請お待ちしております。

 さて、16日は九州大学までの搬送でした。
 心臓の動きを補助する装置を装着した状態での搬送です。
 緊急走行で4時間かかる搬送ですが、当院のお家芸の一つとも呼べる心臓疾患診療について、さらなる高次医療機関との橋渡しをする大切な役割を担っています。
 「今の時代、ドクターヘリを呼べば、、、」というご意見もあろうかと思いますが、実は鹿児島県のドクターヘリには人工心肺装置を搭載しての他県転院搬送を断られてしまうことが多く、伝統的に当院所有のドクターカーを使っています。

 医師・看護師・臨床工学士が同乗し、患者さんの状態をモニタリングしつつ、医療機器もケアしつつの搬送が可能です。
 今回は救急科が搬送を担当しましたが、循環器内科・心臓血管外科の医師が同乗する場合もあり、体制は盤石です。
 今回も大きなトラブルなく患者さんを九州大学病院まで送り届けることが出来ました。


 しかし九州大学病院は大きいですね。
 無事に引継ぎを終えた途端、緊張がゆるみトイレに行きたくなってしまいました。
広大な病院内を、背中に“大隅鹿屋病院 救急部”と大きく書いたスクラブであっちウロウロ、こっちウロウロ。。。。あちこちの職員さんに尋ねながらのトイレタイムでした。
 いえ、決して道に迷ったわけではありません、福岡の地でも大隅鹿屋病院のアピール活動に邁進したまでのことです!!

掲載日付:2022.11.14

救急外来からのお知らせ

 救急科よりお知らせです。
 2022年11月16日(水)、重症患者様の長距離転院搬送実施のため、当院ドクターカーが出動します。救急科久野が同乗する予定です、
 そのため、当日は終日、ドクターカーによるご紹介患者様のお迎えに伺うことができません。
 地域の先生方、患者様におかれましては、ご不便をおかけいたしますがご容赦いただきますようお願いいたします。
 また、救急科紹介電話につきましては、救急コーディネーター看護師が対応させていただき、通常通り運用しております。
 救急外来も救急担当医により、通常通り運営いたします。

掲載日付:2022.11.07

救急ワークステーション実施中です

 日一日と秋が深まる今日この頃、まだ半袖パーカーで通勤している救急科久野です。
 熱い気持ちがそうさせるのか、厚くなってきたミートテックがそうさせるのか(笑)。

 今回は11月からはじまりました“救急ワークステーション”のご紹介です。
 これは、消防の救急車が一台、病院に待機。出動指令時には医師や看護師が同乗し、救急隊の活動を評価しつつ助言し、帰投後に総括することで救急隊活動技能維持・更新を図るとともに、病院救急科との協働体制を強化するものです。
 コロナ禍もあり、当院では実に3年ぶりの実施です。
 私自身も、群馬県・埼玉県・東京都で同じような活動の経験があるのですが、大隅半島では勿論初めて。
 救急要請の電話での会話だけではわからない救急隊の現場活動の様子が判り新鮮です。



 当院裏手に消防救急車が駐車し、隊員が出入りしていますが、ワークステーション隊です。
 出動時にはドクターカーともどもお騒がせいたしますが、地域の救急を支える大切な活動ですので約一か月間、ご容赦いただきますようお願いいたします。

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