医療法人徳洲会 帯広徳洲会病院

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掲載日付:2023.02.28

モニター更新!!

 救急科久野です。
 友人からアロマオイルというオシャレなものをいただきまして。
 人生初の「自宅でアロマ」をやってみたところ、「そうか、、、いよいよ加齢臭対策か。。。」と言われてしまう40歳男子。
 まぁ。。。否定はしないけれど、、、ココロに突き刺さるものがあるのは気のせいでしょうか(泣)。

 さて、久野も40歳ですが、当院のドクターカーもそれなりのお歳です。
 修繕を重ね、運用自体には問題ないのですが、搭載機材が時代物であることは否定できません。

 運行開始以来、多数のご用命を頂いておりまして、さすがに更新すべき設備は更新ということになりました。
 まず、第一弾はモニター機材の更新です。
 今回のモニター機材、院内でも使用しているレベルの機材ですので性能は保証済。



 設置場所も移動しました。
 この配置は、看護師さんが処置をしながら、立ち上がらなくてもモニター操作が出来ることが目玉です。
 これまで車内で処置をしながらモニター操作をするためには、緊急走行中に車内を移動しなければならず、安全上の問題もありました。
 ”おっさんたちのドクターカー”ですので、乗務するスタッフの負担軽減も考えての配置となりました。

 機材も更新、では、スタッフも、、、と言われないように、今しばらく、年の功を発揮しようと思います。 

掲載日付:2023.02.21

大隅半島南方への進出続けています

 救急科の久野です。
 ついにきてしまいましたね、花粉症の季節。
 私も激しい花粉症なのですが、もう鼻水が止まらない止まらない、、、、鼻水出すぎて脱水になるんじゃないかと思うくらいで、マスクが一日に何枚も必要になります。
 春の到来は待ち遠しいですが、花粉は遠慮したい限りです。

 さて、当院のドクターカー、東西南北でドッキングポイントが定まり、活動も安定してきました。
 しかし、大隅半島南部からの搬送には課題を残していました。
 海沿いの道は緊急走行しようにも1車線である上、カーブが多く、患者さんの状況を考えると市街地よりも速度を落とさざるをえません。
 病院搬入までの時間も長くなります。

 また、佐多や南部方面の救急隊が大隅鹿屋まで搬送をしてしまうと、行きは緊急走行で30分以上、帰りは普通走行で1時間程度、都合2時間程度、地域に救急車がいない事態が発生します。

 本来であれば、当院に来るまでにある病院で初期対応受け入れを頂けるとよいのですが、病状によってはそうもいかない場合もあります。

 そこで、これまでのドッキングポイント浜田海水浴場駐車場から、症例により更に南下する試みを始めました。
 2月に入ってから2回、神川オートキャンプ場近辺でのドッキングを行っています。
 救急隊単独で40分~60分搬送するより、途上で医師・看護師の評価が入ることで病院での治療の迅速化を図るとともに、救急隊が各々の担当地域から大幅に越境することを防ぐことで、地域救急の安定化に貢献できると考えています。

晴天のドッキング



 当院救急車の活動範囲・進出範囲が拡大し、緊急走行をはじめ、地域の皆様にご迷惑をお掛けする場面も出てくると思いますが、地域救急活動の一環としてご容赦いただければと存じます。

雲行きが怪しく、、、

掲載日付:2023.02.15

ドクターカーにも世代交代でしょうか

 仕事との結婚生活が続き、浮気を許してもらえない。。。救急科の久野です。
 昨日はバレンタインデーだったと、夜になって気づいたわけですが、、、、何も、、、変わったことは無い一日だったような。。。
 きっと、ダイエットが必要な私を気遣ってくれたんですよね、そうに違いありません!

 さて、運用開始から半年を迎え、出動件数も100件を超えた当院のドクターカーですが、さらなる利便性向上・出動件数増に備え、運用にも変更を加えています。
 まず、これまで”中年たちのドクターカー”がキャッチコピーのようになっていましたが、積極的に若手の看護師・医師に乗ってもらうようにしています。勿論、当院の救急外来とはいつでも連絡が取れる体制を整備した上ですが、今後の世代交代を見据えての次世代スタッフ育成を目指しています。
 加えて、患者様の状態が落ち着いている場合に限り、医師が同乗せず、看護師のみでの運用も開始しています。これにより、当院の救急車スタッフは搬送に専念でき、より多くの要請に、より迅速にお応えすることが可能となります。

 いずれも試験運用段階ではありますが、次世代スタッフの育成は事業継続に必須です。
 時折、いつもより若返ったメンバーでお迎えにあがることもありますが、見守っていただきますようお願いいたします。

夕暮れのドッキング待ち

掲載日付:2023.02.06

内之浦方面からのドッキング運用開始しました

 救急科の久野です。
 歯の詰め物が取れていた久野ですが、ついに飲み込んでしまいました。
 で、慌てて家の近くの歯医者さんに診てもらうと、まぁ、出るわ出るわ。。。
 「ここは虫歯、ここはかみしめて破損、ここは顎の骨にも影響出ていますよ、こんなになるまで、、、(以下略)」
 まぁこっぴどく怒られてしまいました。
 皆さん、早期相談・早期受診ですよ、本当に、、、

 さて、これまで内之浦方面からのご紹介案件について搬送のドッキングポイントを設定していませんでした。
 しかし心臓疾患など、搬送途上での検査や、実際の状態について早期に把握することが必要であることは変わりありません。
 特に内之浦救急による搬送となると、30分以上は軽くかかってしまうので、いかに早期接触を図るかが課題でした。

 そこで、我々と同じ徳洲会系列の高山クリニックにご協力いただき、駐車場をお借りしてのドッキング実施開始しました。
 紹介のご連絡を頂いてから30分程度たったところで当院スタッフが接触することになるため、状態の変化があれば早いうちに院内専門医に伝達でき、初期介入も可能になるので救急科としては非常にやりやすくなりました。
 

高山クリニックの駐車場をお借りしています



 これで当院から全方位に対し、ドッキングポイントの設定、管轄消防との連携も慣熟してきています。
 来年度に向け、さらなる活動域拡大を目指し、大隅鹿屋病院EMSの試行錯誤は続きます。

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