大隅鹿屋病院

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診療科・部門

リハビリテーション科

リハビリテーション科には、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)が所属しています。私たちは、下記の項目を理念・方針とし、日々努力しております。

  1. 病気は治らなくても人間らしく生きる権利を回復すること
  2. リハビリテーションの対象は疾患ではなく障害であること、あるいは人そのものであること。
  3. 障害とともに前向きに生きることを学ぶこと

私たちスタッフは、患者様に対して機能訓練だけでなく、日常生活における指導や社会復帰の援助をおこなっています。

★日々のリハビリテーション科の様子はこちら★

http://www.facebook.com/oosumikanoya.rehabilitation
https://www.instagram.com/oosumikanoya_rehabilitation/

施設基準

運動器リハビリテーション科
脳血管等リハビリテーション科
呼吸器リハビリテーション科
心大血管リハビリテーション科
がん患者リハビリテーション

診療時間

[診療場所] リハビリテーション室

外来診療時間
午前診9:00~11:30
午後診13:00~16:30-

対象疾患

リハビリの対象疾患は主に脳血管障害、整形外科疾患、呼吸器疾患、心臓血管外科・外科・内科疾患などを抱える方が対象となります。 当院では、入院・外来リハビリテーションや通所リハビリテーション・訪問リハビリテーションなど急性期から(在宅)生活期、地域に密着した リハビリテーションをおこなっています。

理学療法士(Physical Therapist:PT)

基本能力である起き上がり、座位、歩行などの能力向上を図り、日常生活の自立が図れるようにリハビリをおこないます。手術前の予防的介入から、術後早期から徹底したリスク管理をし、患者様が安心・安全にリハビリテーションを受けられるように援助いたします。

作業療法士(occupational therapist:OT)

その人がその人らしくある為に、障害だけではなくその人の得意なこと、好きなこと、したいことに焦点を当て排泄動作、食事動作など生活行為に介入いたします。また、退院後、在宅にて料理や掃除などの家事動作や仕事などで困らないように動作の改善や福祉用具の選定を行うなどの援助もしていきます。

地域で病気になる前から介入していくこと、その方を支える環境を調整するのも業務のうちのひとつです。リハビリ室の屋外テラスでは患者様たちと一緒に栽培している野菜を収穫、調理することもあります。在宅生活を目指した作業の一環で畑や田んぼなど田舎ならではの、その人らしさを生かした院内生活構築にも取り組んでいます。

言語聴覚士(Speech Language Hearing Therapisut:ST)

主にコミュニケーション障害を対象としていますが、食べたり飲み込んだりすることに問題を抱える摂食・嚥下障害もその対象になります。コミュニケーション障害は、脳卒中後の失語症、聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など多岐に渡り、小児から高齢者まで幅広く現れます。健康で特別問題のない方は、普段当たり前のように飲み物を飲んだり、食べ物を食べたりすることができています。

しかし、それができなくなると、低栄養や脱水など身体へ悪影響を及ぼします。また、飲み物や食べ物が食道でなく誤って気管へ入ることを誤嚥といいますが、窒息や肺炎の原因にもなります。精神的にも食べられないということは、とても辛いことです。言語聴覚士は、このような問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助をおこなっています。

地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟とは、急性期の治療や検査終了後、すぐに在宅や施設へ退院するには、不安のある患者様に対して、しばらくの間入院療養を継続し、在宅や介護施設への復帰に向けて「準備を整える」ための病棟です。

ご自宅等への退院準備をしっかり整え、安心して地域へお戻りいただけるようお手伝いをする事を目的としています。「ときどき入院(入所)、ほぼ在宅」を目指し、常駐理学療法士が在宅や介護施設へ復帰に向けてリハビリ・支援をおこなっています。

訪問リハビリテーション

訪問リハビリ空き状況のご案内

2023年3月時点

午前9:00~12:00××
午後13:00~17:00

○ : 空きあり   △ : 要相談  × : 空きなし

訪問エリア

鹿屋市、肝属郡の一部、曽於郡の一部 お気軽にご相談ください。

訪問リハビリテーションとは

利用者様の自宅に訪問し、通院にてリハビリを受けることが困難な方を対象(※注意)に、リハビリテーションをおこないます。ご本人、ご家族から細かい生活様式やしたいこと、やりたいことなどを聴取しながら、実現できるよう援助いたします。身体状況に応じた訓練や介護福祉用品の選択・住宅改造への助言等をおこなうことにより、よりよい生活を送ってもらうための支援サービスの1つになります。訪問リハビリテーションは介護保険、医療保険を利用しサービスを受けることが可能です。詳しくは主治医やケアマネジャーにご相談ください。

※注意 : 通院により、訪問と同様のサービスが担保されない方も含みます

当院における訪問リハビリテーションの特徴
病棟と訪問リハビリの兼任スタッフが在籍しているため、入院時から退院後の在宅での支援まで一貫して関わることが出来ます。入院期間中に行なっていた内容が退院後の生活に上手く適応しているかなどの視点で評価・介入させて頂くことが出来ます。
対象者とその家族等の生活(人生)を豊かにするために関わらせて頂きます
一般的にイメージしやすい【リハビリ=機能訓練】に限らず、ご本人が生活上で身体的、精神的、社会的に様々な視点で困っている【お困りごと】が対象となります。またご家族様の介護負担を含めた様々な【お困りごと】も対象となります。 【心】や【身体】に捉われず、ご本人やご家族をはじめ、その方を取り巻く人、もの、環境を最大限有効に活かせるよう幅広い視点で生活(人生)を支援させて頂きます。

訪問リハビリテーション利用までの流れ

事業所番号、加算一覧

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通所リハビリテーション

通所リハビリテーションとは、利用者様が安心した日常生活を送ることができるように、食事や入浴などの日常生活の支援や生活機能向上のための機能訓練を提供するサービスのことです。

当院の通所リハビリスタッフは看護師2名、准看護師1名、介護福祉士名8名、助手4名、理学療法士1名、作業療法士1名で構成されています。利用時間は6~8時間で、1日30~40名の利用者様が参加されています。午前は作業活動・脳活性化リハビリを中心とし、午後か らは体操やレクレーションを一緒に行っています。誕生日会や季節に応じた行事もおこなっており笑顔も多くみられます。

新人教育体制

当院リハビリテーション科ではプリセプター制度を導入しています。プリセプティ(新人)にプリセプター(指導者)が担当し、日々の業務の指導や疑問点に対する指導をおこなっています。

新人教育プログラム

1年間を通して基礎からしっかり学べる環境。

座学中心実技中心
リスク管理、感染対策、救急対応、生理検査
ドレーン管理、褥瘡、NST、心電図、人間作業モデル、術前呼吸指導、認知行動療法、コーチング、緩和ケア、血栓予防、酸素療法、訪問リハビリ、通所リハビリ、心大血管リハビリ、呼吸器管理、MTDLP、住環境評価、介護保険
トランスファー、ポジショニング、バイオメカニクス
触察シリーズ(肩肘手、脊柱、骨盤、股膝足)
離床トレーニング(整形・外科・呼吸)
呼吸リハビリテーション(排痰ケア、喀痰吸引など)
神経心理学的検査など

各勉強会

症例検討会
勉強会
当院リハビリテーション室では院内及び部署内勉強会、チーム別勉強会、新人教育勉強会をおこなっています
その他活動
● 認知症カフェ
●高齢者徘徊模擬訓練
●キャラバンメイト連絡会
●「オレンジのまど」 認知症相談窓口