沿革特徴
大隅鹿屋病院は、本土最南端に位置する大隅半島の中心の鹿屋市にあります。大隅半島にはおよそ25万人が住んでいますが、循環器救急や新生児救急を担う病院が存在しませんでした。こうした大隅半島の劣悪な救急体制を補うべく昭和63年に大隅半島で最大の病床を擁する病院として大隅鹿屋病院が開設されました。
現在の大隅鹿屋病院は、24時間対応できる心臓カテーテルチームや大隅半島唯一の心臓外科チームを持つ先進的な病院となりました。また、日本全国でも有数な高齢化の進む地域でもあります。このため短い在院日数で多くの患者を診る都市型の医療とは異なった医療も求められています。
現在、大隅半島には大隅鹿屋病院のサテライトとして吾平・高山の2つのクリニックが稼動しており、それぞれが大隅鹿屋病院とともに通所リハビリテーションや在宅医療といった地域医療を担っています。高度な診療を要する患者の場合には大隅鹿屋病院がその責任を負うというネットワークが存在しています。
沿革
昭和63年 | 3月 | 病院開設 許可 |
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8月 | 開院(300床) 安田裕一院長 就任 盛岡康晃院長代行 就任 3東病棟(外科)開棟、4東病棟(内科)開棟、手術室 透析室 開設 |
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9月 | 3西病棟(整形外科)開棟 2階病棟(産科・小児科)開棟 |
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11月 | 4西病棟(外科)開棟 | |
平成元年 | 3月 | 宮路重和院長代行 就任 5東病棟(脳神経外科)開棟 |
平成2年 | 1月 | 救急告示病院 指定 |
平成7年 | 4月 | 安田裕一理事長 就任 佐藤耕造院長 就任 医療法人愛心会 設立 |
10月 | 病院使用(313床)許可 | |
11月 | 橋口良一院長 就任 | |
平成10年 | 2月 | 吾平クリニック 開院 高山クリニック 開院 |
平成11年 | 4月 | 歯科口腔外科 標榜 |
平成12年 | 5月 | 心臓血管外科 標榜 |
平成13年 | 4月 | 新井英和院長 就任 |
平成15年 | 8月 | 井戸弘毅院長 就任 |
11月 | 厚生労働省臨床研修指定病院 認定 | |
平成16年 | 4月 | 亜急性期病棟(21床)認可 |
7月 | 特定集中治療室管理料(6床)認可 | |
8月 | 新井英和院長 就任 | |
平成17年 | 4月 | 井戸弘毅院長 就任 |
平成19年 | 5月 | 特定集中治療室管理料(8床)認可 オーダリングシステム 稼働 |
平成20年 | 12月 | 医療法人鹿児島愛心会 設立 |
平成21年 | 4月 | DPCによる診療報酬請求 開始 |
平成23年 | 4月 | 社会医療法人鹿児島愛心会 設立 |
12月 | がん診療指定病院 指定 | |
平成24年 | 4月 | 新病院本体工事 着工 |
6月 | 訪問看護ステーション花みずき 開設 | |
7月 | 電子カルテシステム 稼働 | |
平成25年 | 8月 | 呼吸器外科 標榜 |
平成26年 | 11月 | 新病院 竣工 |
平成28年 | 4月 | 中山義博院長 就任 井戸弘毅名誉院長 就任 |
平成29年 | 3月 | 垂水徳洲会病院(78床)閉院 |
4月 | 病院使用(391床)許可 松瀬悦朗総長 就任 |
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6月 | 日本調剤鹿屋薬局 開局 | |
7月 | 一般病棟入院基本料7対1(218床)認可 障害者施設等入院基本料10対1(120床)認可 地域包括ケア病棟入院料(45床)認可 |
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10月 | 卒後臨床研修機能評価認定(4年) | |
平成30年 | 8月 | 開院30周年 |
平成31年 | 3月 | 医療法人徳洲会 合併 |
令和2年 | 2月 | 帰国者・接触者外来設置 |
4月 | 脳神経外科開設 | |
令和3年 | 1月 | 協力医療機関(8東病棟2床)開設 即応病床(8東病棟2床)開設 |
6月 | 重点医療機関(8東病棟4床)指定 | |
10月 | 卒後臨床研修機能評価認定(4年) |