大隅鹿屋病院 院長
辻 貴裕
このたび、大隅鹿屋病院の院長を拝命いたしました。 ここに謹んでご挨拶申し上げます。 大隅鹿屋病院は1988年8月に開設され、2014年11月に現在の病院へ移転いたしました。 現在、物価高騰や医療を取り巻く環境の変化により、病院経営はかつてないほど厳しい状況に直面しております。 また、大隅半島は「陸の孤島」とも言われ、医療資源が限られているため、医師の確保が難しいなど、都会と比べて地域医療において大きな課題を抱えています。 このような状況の中、「田舎だから助からなかった」という言葉ほど、地元出身の私にとってつらいものはありません。 当院は大隅半島において唯一の心臓血管外科を有しており、近隣の医療機関と協力しながら、そのようなことがないよう、地域の皆さまが本当に安心して暮らせる環境を目指して取り組んでまいります。
また、臨時・緊急時の受診や入院治療において改善が見られない場合、患者さんやご家族が抱える不安は計り知れません。 しかし、声のかけ方や対応の仕方ひとつでその不安を和らげることができる可能性があります。 当院では、患者さんの不安な気持ちに寄り添い、安心していただけるよう、何ができるかを追求してまいります。
「命だけは平等だ」「患者さんのために」という理念のもと、患者さんやご家族の気持ちを大切にし、「本当の意味で地域から信頼される病院」を目指して、職員一丸となり医療の質の向上と心のこもった医療の提供に努めてまいります。 今後とも、大隅鹿屋病院へのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。