臨床試験センター
大隅鹿屋病院における治験について
受託研究(治験を含む)依頼の方へ
治験を依頼される方へ
まずは、当院治験センターまでお問い合わせ下さい。
- 連絡先
- 大隅鹿屋病院・臨床試験センター
- 電話
- 0994-40-3712(直)
当院で受託する治験は、未来医療研究センターが運営する徳洲会グループ共同治験審査委員会で審議しています。
▽未来医療研究センターHP http://www.mirai-iryo.com/
※未来医療研究センターHPでは下記内容をご覧頂けます。
- 未来医療研究センターについて
- 治験受託の流れ
- 治験申込時IRB審査資料送付要領
- 申込様式フォーム
治験に興味のある一般の方へ
治験の流れ
診察![]() |
はじめに、治験の参加条件にあてはまると思われる患者さまに対して、担当医師から治験のご案内をさせていただきます。 | |
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事前說明![]() |
その後担当医師や治験コーディネーターから、治験に関する詳しい説明をします。 | |
同意・署名![]() |
治験の内容を理解し、治験に参加することに納得して もらい同意書に署名をしていただきます。 | |
参加条件の確認 (検査・診察) ![]() |
参加条件にあっているか、より詳しい検査をします。 | |
治験薬の使用![]() |
検査結果や治験の条件に問題がなければ、治験のくすりを使っていただきます。 | |
診察・検査 | 治験に参加している間は決められた予定にしたがって受診していただき、病状の回復具合だけでなく、体調の変化を詳しく調べます。副作用の早期発見に努めま す。 | |
終了 |
治験センター長あいさつ

『治験(ちけん)』とは、聞きなれない言葉ですが、最近始まったものではなく、現代医学と共に歩み、歴史と実績のある制度です。
私たちは病気やケガをすると「くすり」を使います。そのひとつの「くすり」が誕生するまでに10年以上もの長い時間を必要とします。さらに国から承認(しょうにん)を受けなければ病院や薬局で買えません。国から「くすり」として承認を受けるために、さまざまな試験を繰り返し、『効き目がきちんとあること』と『安全であること(安全性)』を確認します。最後の段階で健康な人や患者さまのご協力を得て行われる試験のことを『治(ち)験(けん)』といいます。治験の実施に関しては国の定めた非常に厳格な治験のルール(医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令=GCP)があります。
今、私たちが使っているたくさんの「くすり」は全て、この『治験』という段階を経て国から承認せれたものです。大勢の人の協力なくして、「くすり」はできないのです。
当センターは、2007年8月1日に、開設しました。2008年6月には、開設後、初の治験(循環器疾患)を受託、稼動を始めました。臨床試験センターでは、『治験』や『臨床研究』『疫学調査(えきがくちょうさ)』などの業務を行い、その支援業務を治験コーディネーター(CRC)が行っています。CRCは、信頼できる治験を行うために正確なデータを収集するための専門知識に加え、患者さまへの説明や関係スタッフとの連絡調整など、きめ細やかな対応を行うための専門スタッフです。また、参加していただける患者さまのプライバシーは、厳守させていただきます。現在の臨床試験センターは、臨床試験センター長(医師)、専任CRC1名(薬剤師)、兼任CRC(検査技師1名、看護師1名)で構成されています。
これからも、臨床試験にご参加いただいた患者様が安心して治療を受けられ、相談しやすい環境作りにCRCとして努めていきたいと思います。詳しいことが知りたい方は、お気軽にお声を掛けて下さい。