医療法人徳洲会 帯広徳洲会病院

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掲載日付:2023.02.21

大隅半島南方への進出続けています

 救急科の久野です。
 ついにきてしまいましたね、花粉症の季節。
 私も激しい花粉症なのですが、もう鼻水が止まらない止まらない、、、、鼻水出すぎて脱水になるんじゃないかと思うくらいで、マスクが一日に何枚も必要になります。
 春の到来は待ち遠しいですが、花粉は遠慮したい限りです。

 さて、当院のドクターカー、東西南北でドッキングポイントが定まり、活動も安定してきました。
 しかし、大隅半島南部からの搬送には課題を残していました。
 海沿いの道は緊急走行しようにも1車線である上、カーブが多く、患者さんの状況を考えると市街地よりも速度を落とさざるをえません。
 病院搬入までの時間も長くなります。

 また、佐多や南部方面の救急隊が大隅鹿屋まで搬送をしてしまうと、行きは緊急走行で30分以上、帰りは普通走行で1時間程度、都合2時間程度、地域に救急車がいない事態が発生します。

 本来であれば、当院に来るまでにある病院で初期対応受け入れを頂けるとよいのですが、病状によってはそうもいかない場合もあります。

 そこで、これまでのドッキングポイント浜田海水浴場駐車場から、症例により更に南下する試みを始めました。
 2月に入ってから2回、神川オートキャンプ場近辺でのドッキングを行っています。
 救急隊単独で40分~60分搬送するより、途上で医師・看護師の評価が入ることで病院での治療の迅速化を図るとともに、救急隊が各々の担当地域から大幅に越境することを防ぐことで、地域救急の安定化に貢献できると考えています。

晴天のドッキング



 当院救急車の活動範囲・進出範囲が拡大し、緊急走行をはじめ、地域の皆様にご迷惑をお掛けする場面も出てくると思いますが、地域救急活動の一環としてご容赦いただければと存じます。

雲行きが怪しく、、、


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