内科研修 初期研修

内科

特徴

全人的な医療を担える医師として、研修医の教育に携わり、内科全般の総合的診療を行い、自らもプロフェッショナルとしての生涯学習ができるようになるために、個々の症例を通じて、患者の問題解決をはかり、内科診療に係わるコモン・ディジーズ、内科領域のエマージェンシー・ケア、クリティカル・ケアから慢性期医療までの疾患を、診療科を分けずに受け持ち、それぞれに対する標準的な診療能力を身に付ける。

研修医内科研修の感想

僕は内科から研修をスタートしました。医師国家試験に合格して、そこそこの知識を得たつもりでいたのですが、当然ながら医師という仕事はそうそう簡単なものではありませんでした。

知識の点で足りないのはもちろんですが、最初は「点滴まだ続けますか?」「この患者さんのリハビリどうしますか?」「食事の形態はどうしますか?」「お風呂入って大丈夫ですか?」こういった今思えば簡単な、でも教科書には答えが載っていない看護師さんやその他のコメディカルからの問いかけに答えられず、指導医に助けを求めたものです。

指導医に直接聞けば自分の仕事も早く済むだろうところを、コメディカルの方たちがあえて時間もかかる研修医の僕を通してくれたのは、当院は医局だけでなくスタッフ全員で研修医を育てようという雰囲気があるからでしょう。

右も左も分からないうちは指導医がつきっきりで指導してくれます。そのうち、研修医の実力を測りながら徐々に距離をとっていきます。しかしながら、間違いや患者さんに不利益になるようなことはしっかり見張られています。

検査の内容や治療方針を決めるにあたり、かなり自主性を重視してもらいながら、毎日の回診でさらに必要な検査やとっていなかった身体所見を教えてもらえる体制があるのはとてもよかったです。地域の拠点病院なので、地域で必要とされることを学べ、いろいろな疾患が当院へ集まるので経験の幅が広がりました。

知識や技術の習得は言うまでもなく大切なことだと思います。ただ、研修医の時期に患者さんとの関わり方を学ぶことはそれ以上に大事だと思います。僕の出身地の偉人、高木兼寛が「病を診ずして病人を診よ」という言葉を残しています。僕にとっては、実際にそういった医療が行なわれている当院で医師としての第一歩を踏み出せたことが一番の財産です。