歴史に残る大きな一歩

2009年8月28日
歴史に残る大きな一歩
研修委員長 田村幸大

8月27日は待ちに待った卒後臨床研修評価の受審日でした。

blog20090831-1 朝は書類審査から始まりました。こちらは準備していたと思っても、いざ書類の提示を求められると、すぐに見つける事が出来ないものもあり慌てました。ここは優秀な事務担当のサポートで無事終了しました。

続いて当院の研修の概要・理念のプレゼンテーションです。
担当の井戸院長は1時に覚醒して、朝まで眠れずそのまま病院に来られたそうです。徹夜の準備の甲斐あり、当院の研修の特徴が伝わる良い発表でした。

次に合同面接です。サーベイヤーと当院スタッフが向かい合って細かいポイントを次々に質問されました。
日々やっている事、今後こうしたいという思いを答えていたら、あっという間に終わってしまいました(実際は1時間位の時間でした)。

昼食を挟み昼からは病院内のラウンドです。
病歴室、図書室、安全管理部、当直室、教育管理部、検査室、医局、屋上、内科病棟、外科病棟、相談窓口、外来・ERと順番にラウンドを行い、行く先々で担当者に質問が投げかけられていました。

blog20090831-2 続いて研修医インタビューがあり、有馬先生、江口先生がインタビューを受けていました。

最後にサーベイヤーの方から講評を頂き終了となりました。

講評では「地域医療を支える良い研修医を育てようという意欲と熱意で素晴らしいプログラムが提供されている。熱心な指導医とアットホームな雰囲気がある点を研修医が評価していた。振り返りレポートは大変良い取り組みで感銘を受けた。今後研修病院として発展していく事は間違いない。ただ、医療安全に関しては、今後大隅半島唯一の研修管理型病院としてより高いレベルでの質の確保が必要。」と総括を頂きました。

今回の受審の準備過程で感じた事は、如何に病院一丸となって研修医教育に取り組んでいるか、それが永続的な研修医教育につながるようシステムが作られているかが問われているという事でした。
一人の優れた研修医、一人のスーパーマン的な指導医がいたとしてもまったく良い評価は得られない評価の仕組みになっていました。
そのような中で看護部を始め、多くのコメディカル部門が日々の研修に協力してくれました。また、今回の受審の際にも本当に多くの協力を頂きました。
採用試験受験者数の増加など大きな成果が出始めると、「これだけの成果を上げたのだから」とついつい天狗になってしまったり、裏方の苦労を忘れてしまったりします。
しかし、ここを忘れてしまっては今のような病院一丸となっての取り組みは望めなくなると思います。
本当に多くの方のご協力を頂き、心から感謝申し上げます。

個人的には準備過程から一貫して関わる事で大変な事も多かったのですが、誰もが経験できるわけではないプログラム責任者として卒後臨床研修評価に臨むという貴重な経験をさせて頂きました。私自身の成長の糧になると思います。

長いようで短い一日でした。
しかし、当院の臨床研修の歴史に残る大きな一歩でした。


ふれあい看護体験

2009年8月25日
ふれあい看護体験
教育管理部 臼井之枝

blog20090825-1 8月22日(土)は、「ふれあい看護体験」が行なわれました。
近隣の高校生・中学生が合計40名以上、集まりました。
朝から、病院には可愛い声が響いていました!
片田副看護部長の指揮で、学生さんたちが沢山、2階に上がってきました。

朝9時から、白衣にお着替え!!
3チームに別れて体験学習開始です。

ドクターカー見学⇒ER見学⇒OPE室見学(ここでは清潔な手洗いなども体験)⇒ICU見学

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⇒リハビリ室見学⇒体験(ベッドメイキング・シーツ交換・ストレッチャー体験)⇒血圧測定体験⇒

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心電図モニター体験 などなど盛りだくさん!

blog20090825-6 最後は、ビデオ鑑賞を1時間して感想文を書き終了です。
実は、中学3年生になる私の娘も参加していました。
仕事をしながら娘の白衣姿を見たくて見たくて・・・・仕事になりませんでした。
卒後臨床研修病院機能評価の準備に忙しいのに!!
なので、総務の渡邊さんにお願いをして"パチリ"1枚。
右側が娘です(笑)
とても、楽しかったようで「絶対に大隅鹿屋病院で働くから!」と意気込んでいました。
家に帰ると1時間以上、1日の話を聞かされました(^_^;)

将来の看護師さんも将来のお医者さんも、実習に来てくれると病院全体がとても明るくなり、活気が溢れてきます。
今後も、医学生さんたちの実習も負けないようにスケジュールを立てて行きたいなと思いました。
大隅鹿屋病院は、素晴らしいと感じられる1日でした。


境田先生の講演

2009年8月24日
境田先生の講演
教育管理部 臼井之枝

blog090824-1 8月21日(金)18:00~鹿屋市商工会議所で講演会が行なわれました。
講師に、境田康二先生(船橋市立医療センター麻酔科部長・船橋市救命救急センター副部長)先生をお招きして「BLS・ACLSの重要性」で講演して頂きました。

会場には、大隅鹿屋病院職員は勿論のこと、近隣の病院スタッフや消防の方々など約200名の方々が講演を聞きに来られました。

 

blog090824-2 この講演を仕切ってくれたのは、現・名古屋徳洲会病院の木村圭一先生です。
声をかけていただき、全ての手配をして頂きました。
こんな遠いところまで、大変に有名な先生が来てくれるなんて大変驚きました!!
隣の写真は、境田先生とのツーショット!です。
残念な事にこんなチャンスに、研修医が外病院に行っているなんて・・・
しかし、江口先生は近隣の病院での研修でしたので、バッチリ講演を聴くことが出来ました。江口先生は、先週の感染症の勉強会(青木先生)にも参加してこの8月はとても貴重な体験をしています!

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講演は、6時~約2時間で行なわれました。
病院だけでなく、地域で人の命を見つめなおす良いきっかけになったのではないでしょうか?
大隅鹿屋病院院長も参加し、写真の花束贈呈をしているのは大隅鹿屋病院ERの看護師さんです。
病院全体で協力し合い大盛況に終わることが出来ました。
また来年も是非、お越しいただきたいと思います。


書類に埋もれています(T_T)

2009年8月17日
書類に埋もれています(T_T)
研修委員長 田村幸大

8月27日は卒後臨床研修評価の受審日です。

いざ受審が近付いて来ると準備しなければならない書類の多さに悲鳴をあげています。
と言っても私はまだまだで、本当に悲鳴をあげているのは事務担当の臼井さんでしょう。

外来・病棟の業務を早く終わらせて、すぐに機能評価の準備に取りかかりますが、とても病院に居る間には片付かず、毎日自宅に持ち帰って仕事の続きをしています。

正直言って日常の業務以外にこれだけの仕事をこなすのは大変なのですが、研修制度の再確認、当院に不足している点の再確認など受審する事にして良かったと思う事もたくさんあります。

あと1週間しかありませんが、頑張っていきたいと思います。
皆さんもご協力、お願い致します。

ちなみに写真は書類に埋もれている教育管理部と私の机の写真です。

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青木眞先生講演

2009年8月16日
青木眞先生講演
研修委員長 田村幸大

8月13~14日にかけて青木眞先生の講演、カンファレンスがありました。

前日は青木先生のご自宅でホームパーティーを開いたそうで睡眠不足でお疲れのよう
でしたが、講演が始まるといつものように熱く語っておられました。

blog090817-1 13日は「感染症診療の原則」でした。
もう4回目になりますが、スルメのように咬めば咬むほど味が出てくる感じです。
講演終了後、鹿児島徳洲会病院の飯田先生から3年分の質問が出ました。また、当院
心臓血管外科の織田先生も熱心に質問されていました。
参加して頂いた皆さん、ありがとうございました。

14日は7時30分から症例カンファレンスでした。
一例目は私が経験した大量下血で発症した粟粒結核の症例、二例目は外科の前田裕子
先生から膵膿瘍の症例を呈示しました。

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難しい症例に当たった時のアプローチの手法が本当に勉強になります。また次々と語
られる周辺知識も大変勉強になります。

大変勉強になった2日間でした。

帰りは鹿児島空港まで私の車で送らせて頂きましたが、大隅の自然溢れる風景を見る
と心が洗われるとの事で来年度から年2回来て頂ける事になりました。
来年度入職される研修医の先生方は大変ラッキーです!
DVDやインターネットで講演の視聴は可能ですが、やはり生の講演にはかないませ
ん。また、当院に講演に来られた時は必ず宿泊しなければならないため、一緒に食事
をして一杯お話しをする事も可能です。

帰りの車の中では、外人講師を鹿屋に呼ぶ話や細菌検査室を復活させる話など当院の
臨床研修がさらに飛躍する話でも盛り上がりました。
折角、ご提案頂いたお話しですから、一つ一つ実現に向けて努力していきます。

青木先生のブログご紹介
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/7119265097771b7187ef5e6d6af23ccb

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病院見学実習 29

2009年8月12日
病院見学実習 29
教育管理部 臼井之枝

8月6日~8日まで病院見学実習生さんが来られました。

blog20090812-1 1日目は、お昼ごろに病院に到着しました。
到着したらすぐに、循環器内科の有馬先生と病棟へ。
患者さまの処置を見学したようです。
その後、外科医長の奥田先生と一緒に外科病棟を見学!の予定が、救急が入るという事で奥田先生と一緒に救急外来へ。
緊急手術になったようでしたが、手術には入らず、予定の内科カンファレンスに合流。

この日は、これで終了です。

blog20090812-2 2日目は、内科の吉田先生と一緒に内科病棟。
色々とレクチャーして貰ったようでした。
ポリクリでは、内科系を中心に行なっているようで、興味のある内科実習でした。
お昼前は、整形外来へ!
整形外科外来は、患者さんが沢山・・・・驚いたのではないでしょうか?

 

お昼からは、整形外科の手術に入りました。
2日目にして最初の手術室です。
かなり緊張したかな??
blog20090812-3 整形外科手術が開始予定時刻より遅れてしまい、手術室から出てきたのが5時30分過ぎでした。これで終了!と思いきや・・・
点滴のルートキープの練習です。
感染の看護師長さんと係の看護師さんから教えて貰いました。
勿論、腕を貸してくれるのは、先生方です!
上手くいったかな??

翌日、最終日は、外科の女性の先生について患者さまのところへ。
検査など一緒に行ったようです。

あっという間に見学実習が終わりました。
大変お疲れになったのではないでしょうか?
また、是非お越しくださいね。
お待ちしております。


青木眞先生の講演のお知らせ

2009年8月11日
青木眞先生の講演のお知らせ
研修委員長 田村幸大

先日お知らせを掲載させて頂いた青木眞先生の講演ですが、詳細な予定が決まりました。

日時:8月13日(木) 開場:17:15~
開始:17:30~
会場:大隅鹿屋病院 1階リハビリ室
参加費無料
講演「感染症診療の原則」 青木眞(サクラ精機㈱)
参加申し込み不要ですが、会場準備の都合上事前にご連絡を頂けると幸いです
問い合わせ先:0994-40-1111(代表) 教育管理部:臼井(うすい)
メール:kanoya-ikyoku@kanoya-aishinkai.com

また8月14日朝7時30分~9時の予定で感染症症例カンファレンスを開催します。
こちらは医師対象ですが、例年、薬剤師、検査技師の方も参加されてます。
会場は2階の医局です。
カンファレンスが盛り上がらなくなるので、内容は秘密ですが、興味深い症例を準備しております。
たった一症例から本当に広く、深い話が展開される青木先生のカンファレンスは毎回刺激的で、あっという間に終わってしまいます。

青木眞先生のブログにも当院での講演のお知らせが掲載されております。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/898ea96d12524bda55f9f8d86d8d88f6


講演会の宣伝パート2です。

2009年8月9日
講演会の宣伝パート2です。
木村 圭一

8月21日金曜日午後18時半より鹿屋市商工会議所にて境田康二先生による「BLS/ACLSの重要性」と言う講演会があります。

境田康二先生は、現在船橋市立医療センターにお勤めの麻酔科医です。日本ACLS協会の理事もされていて、心肺蘇生の普及にも努めておられます。

講演も非常に分かりやすいと評判の先生です。

大変お忙しい先生で、直接お話を聞ける機会はめったにありません。

講演会の後は懇親会もありますので、是非皆さんお誘い合わせの上、ご来場下さい!

翌日(8月22日)から2日間は肝付町文化センターにてBLS講習会もあります。アメリカ心臓協会認定の講習会です。境田先生も参加されます。

こちらもみなさん奮ってご参加下さい!

*    各大学の学生さんの参加も可能です。
参加ご希望の学生さんは kanoya-ikyoku@kanoya-aishinkai.com
まで、ご連絡ください。


病院見学実習27・28

2009年8月5日
病院見学実習27・28
教育管理部 臼井之枝

blog090806-1 7月28日~30日まで、二人の学生さんが病院見学実習に来てくれました!
28日の朝に移動して、到着後すぐに実習へ!
内科を少し見学後、他の大学の学生さんも来ていたため、一緒にシミュレーターを使用してまずはお勉強。
循環器内科の有馬先生が教えてくれました。
なかなか分かりやすい指導でした。
しかし、あまり時間が無く消化不良に終わったのではないでしょうか??

 

 

翌日は、外科手術と内科の先生について実習で二人、別々のスケジュールでした。
blog090806-2 外科手術の見学は、もう一人、別の大学の学生さんも入ったので二人で見学しました。
内科は、貴島先生が色々とレクチャーしてくれたようです。
グラム染色なども見せて頂いたようでした。

 

 

 

お昼からは、ルートキープ!の練習です。
感染委員会の師長さんが教えてくれます。
blog090806-3 医局で行なったため、沢山の先生方が腕を貸してくれたようです。

内科のカンファレンス、感染のラウンドに参加して2日目が終了。
夜は、事務担当と一緒にお食事へ・・・・

 

 

 

最終日は、またまた別々のスケジュールです。
blog090806-4 昨日とは反対のコースで、外科手術、内科を回りました。
と、色々と先生方について実習をしましたが、救急を見る事が出来ませんでした。
声をかけていなかったと反省しています。
申し訳ない・・・という気持ちで一杯です。
遠いところから来て頂いたのに。
是非、もう一度お越しいただきたいと心から思っています。

ご紹介して頂いた学生さん、本当にありがとうございます。


どうやって選考するのか?

2009年8月4日
どうやって選考するのか?
研修委員長 田村幸大

当院の平成21年度の研修医募集定員は5~6名になるようです。
過去、最大の受験者数は3名でしたが、今年は10名の申し込みを頂いております。そのため、選考方法について学生さんだけでなく、職員からも確認される事が多くなってきました。また、卒後臨床研修病院機能評価においても選考の根拠を明らかにする事が求められています。
そこで、いつも面接に当たっている院長、看護部長、事務長、そして私の4名で話し合って決定した事項をお知らせします。

まず面接10点、実習中の評価20点の計30点満点で点数化します。その点数の合計点が高い順に指名するという流れになります。
つまり実習中の評価に重きを置いている訳です。実習中の評価は私だけでなく、実習生の指導をいつもお願いしている内科:劉先生、外科:奥田先生・田口先生、循環器科:辻先生、整形外科:前田先生に評価をお願いしています。またコメディカルにも評価をお願いする事があります。評価項目は実習申し込みの過程に始まり、あいさつや身だしなみ、積極性、実習態度などの社会人として当然の事が中心です。研修以前に社会人として当然の事が出来ている事を重視しています。研修医として入ってきた時に実際に指導をする指導医の先生やコメディカルが熱意を持って指導をしたいと思う事が出来るか、一緒に働きたいと思う事が出来るかを最も重視しています。
院長や研修委員長による評価だけでは、評価が偏ってしまう可能性もあります。研修委員長から気に入られたら、それだけで採用が決まってしまったり、院長から悪い印象を持たれたら、それだけで採用されなくなってしまったりという事が無いように、実習で学生さんと接した多くの人の意見を取り入れるようにしています。客観的な評価が難しくなる部分もありますし、知り合いが誰もいない遠方から実習に参加された学生さんが不利にならないように、大学の親しい後輩などの評価は遠慮して頂くようにもしています。

従って留年した事があるだけで指名の順位が下がる事はありません。学校の成績が多少悪くても指名の順位には影響ありません。もちろん、きちんと卒業して国家試験に合格して頂かなければなりませんが。

そうは言っても、肩肘張って実習に参加する必要はありません。学生さんの普段の姿を知りたいだけですし、実際に集った評価表を見ても大多数の学生さんは非常に良い評価がついていました。

医療の現場では一人でやれる事は限られています。コミュニケーションが上手くいっている医療チームと上手くいっていない医療チームを比較すると、個々人の能力が同じでも治療成績に差が生じる事も報告されています。とにかく協調性を最も重視しています。


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