グラム染色とギプス固定

 

初期研修医C

こんにちは。
今日はオリエンテーションの一環として、グラム染色と、整形外科のギプス固定がありました。
グラム染色の判定は今まで思っていたよりとても難しかったです。国家試験の問題のような綺麗な画像ばかり見ていたので、実際に染色を行うと、陽性球菌と陰性球菌が同時に存在しているように見えましたが、陰性球菌は実際には顆粒でした。好中球の核の染まり具合から、良い標本かどうか判断することから始まるそうです。

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ギプス固定は、実際に被験者を決めて固定を行い、カットする処置を行いました。ギプスカッターの迫力に全員圧倒されました。また松葉杖の使い方では、みんな当たり前のように街中でも見ている道具ですが、実際に使うととても歩行が難しいことがわかりました。特に片方の上肢と対側の下肢を同時に骨折した時のリハビリはとても難しいことを学びました。

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土曜日からいよいよ病棟配置で、全員期待に胸ふくらましていますが、朝が内科、外科で時間は違いますが、集合時間が早いので全員遅刻だけはしないように気合を入れている所です。

ルートキープ

 

研修医1年目の今井です。

今日は看護師さんの指導の下、研修医がお互いにルートキープを体験しました。
私にとっては初めてで、難しかったです。しかし、分からない点は看護師さんが
教えてくれたので、安心感がありました。

ルートキープの場所は、前腕の中央部あたりです。肘や手首などの関節部は場所として適しません。また、腕は利き腕の逆がのぞましいです。利き腕にルートが留置されると、患者さんが不便だからです。
患者さんと術者の位置関係は成功を左右するカギとなります。患者さんの腕の長軸が術者に向かうようにします。
針を刺入する場所を決めたら、その部分をアルコール綿で消毒し、ゴムバンドで上腕の肘関節の少し上を縛ります。術者が右利きで、患者さんの左腕をルートキープする場合は、ゴムバンドの金具が内側に来るようにします。(右腕ならば金具が外側に来るようにします。)こうすることによって、余ったゴムバンドが処置の邪魔にならなくなります。さらに、患者さんにこぶしを握ってもらいます。こうすると、血管が見やすくなります。

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刺入角度は15~20度です。テーブルに置いてある針を第1、3指で上からつまむようにして持ち、第4、5指は手がブレないように安定した場所に置きます。
針を持つ手とは逆の手の親指で刺入部位より末梢の皮膚を引っ張るように押さえます。針を刺入し血液の逆流を確認できたら、さらに少しだけ針を進め、そこから内筒を固定したままで外筒だけを完全に挿入します。そして、点滴ラインに接続します。
次にクレンメ(*)を開けて点滴が滴下することを確認します。
最後に点滴ラインをテープで固定します。
その他に、患者さんへの声掛けも大切です。処置の前に説明したり、針を刺す前に「痛いですよ」と声を掛けたり、ルートが入った後に「手がしびれませんか」と質問します。
(*)クレンメ:点滴の滴下速度を調整する部分。

今回、私は針の刺入までは上手くいったのですが、そこで安心してしまったために、点滴ラインとの接続が甘くなってしまい、そこから漏れてしまいました。針の刺入も難しかったですが、その後の作業も簡単ではなく、気を抜けない感じでした。

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分かりづらい説明ですが、医学生の皆さんの参考になれば幸いです。