BLS(Basic Life Suport)講習会が行われました。

2010年5月28日
BLS(Basic Life Suport)講習会が行われました。
救急部長 木村圭一 BL2

4月29日に行われたのですが、、、、研修医の皆さんはお忙しいようなので、、、

当院では数年前(たぶん有馬君達の時)から、研修医の皆さんに日本ACLS協会のBLS、ACLS(Advanced Cardiovascular Life Support)コースを受講して頂いています。今年からは看護師さん達も受講して頂きました(看護師さんは5月1日で別の日でした)。

有り難みがあまり分からないかも知れませんが、こういった講習会が自分の病院で受けられると言うのは貴重な事です。この講習会は認定インストラクターがいないと出来ないので。当院には認定インストラクターが4名いますから出来るのです。私は東京まで、田村先生は長崎まで受けに行きました。

病院は患者さんの命を救う所です。色々な訴えをもって来院される方はもちろん、心肺停止状態の人も対応しなければなりません。BLSはその中の最も基本的なものであり、厚生労働省の定める研修目標にも記載されています。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/rinsyo/keii/030818/030818b.html

また、BLSは技術だけでなく、評価も重要視します。倒れている人を見つけたら、本当に心臓が止まっているのか?酔っぱらって寝ているだけなのか??を評価します。評価したら直ちに行動に移ります。また、迷ったらどうするのか??と言う事も学びます。

医師として社会人として働く場合も、評価と行動は重要でBLS1 す。今日は看護師さんを飲みに誘おうかな、、、、と思ったら、まず行うのは誘って良いかどうかを評価する事です。同時に自分が誘って良い立場かどうかを判断しなければなりません。よって?BLSを学ぶ事は、社会人としての全ての行動に役立つと言う事です。

研修医の皆さんは優秀な成績で合格され、見事プロバイダーカードを手にしました!その知識と手、気力と体力で、今後出会うであろうたくさんの心肺停止の患者さんを心拍再開させて下さい!期待しています!

受講後の晴れ晴れとした姿は以下から見られます。

http://aha-kagoshima.com/album/bls/img/2010/20100429bls.jpg

それから、そのうちACLSも開きますのでお楽しみに!

ちなみに、この講習会ではいくつか興味深い事がありましたので紹介します。

・I.Mai先生は、小児の胸骨圧迫の時に小指が立っていました。胸骨圧迫の時に小指を立てる事に関して、AHA(American Heart Association)は推奨も反対もしていません(クラス未確定)が、AHO(kAnoya Heart Organization)は場合により推奨しています。カラオケの時(クラスIIb)、腰椎穿刺をする時(クラスIIa)、会話中に女性を示す場合(クラスI)です。

・休憩中にI.Mai先生が私に「先生、キスして下さい!」と言われました。いや、、、私はそういう趣味はないので、、、、、本当は「寄付」と言いたかったようですが、欲求不満がたまっているのでしょうか?女性の皆さん、助けてあげて下さい。

・Y.Amamoto先生は、午後の講習中意識レベルが3桁になっていました。いつも意識レベルが低下するらしいですので、精査が必要かと思います。担当インストラクターの先生が、自分の話が退屈だったからかな、、と落ち込んでいましたので、当直開けのためと言っておきました。


研修医から指導医へ

2010年5月20日
研修医から指導医へ
内科後期研修医 有留大海

お久しぶりです。ここのところずいぶんご無沙汰でした。

この3月で2年間の初期研修を終えて、4月から当院の内科で勤務しています。
研修医の頃とは業務の量や質、かかる責任が全く違うことを実感します。
忙しいながらも、やりがいある充実した毎日を過ごしています。
何より大きく変わったのは、つい先月まで研修医だった自分に研修医がつき、指導医の立場になったことです。DSC01679
昨年は研修医が入らなかったため、研修医に教えるというのは初めての経験です。
実習に来た学生さんに1~2日教えるのとは全然違います。
医師としての第一歩を預かっていると思うと、気合いの入り方が違ってきます。
教えすぎても考える間がなくなるだろうし、かと言って放置しすぎてもわけが分からないだろうし…
迷った時の道標は我が指導医です。
劉先生だったらどう泳がせるかな、奥田先生だったらどう導くかな。
そんな感じで想像しながら、指導医1年生として試行錯誤の毎日です。
ま、そんな試行錯誤をよそに研修医はすくすくと育っているのであまり心配はいらなそうですが(^_^;)
この経験が自分を成長させてくれるのかなーと思います。
今年の研修医はみんな元気で向上心が強いので、とても医局に活気が出ています。
本当に仲良く楽しく切磋琢磨していますね。
僕は江口先生と2人だけで、それはそれでよかったですが、やはり人数が多いと楽しそうでうらやましいです。

初心を忘れずそのまますくすくと育ってください。
くじけそうになることもあるでしょうが、努力より先に成功があるのは辞書の中だけです。
やらないことには始まらない、やらずに後悔よりやって後悔。
苦しい時もお互い助け合って頑張っていきましょう。
僕も研修医のみんなに負けないように、みんなの目標となれるように頑張ります。


研修の様子

2010年5月19日
研修の様子
教育管理部 臼井之枝

4月の入職式、オリエンテーションなどを終え本確的にローテーション科の研修が始まり約1ヶ月以上が過ぎました。DSC01672
1ヶ月くらいしか経っていませんが、随分と研修医の顔つきも変わってきました!

4月はお花見や救急車同乗実習、鹿児島県医師会新研修医レセプション参加、宮崎グランドカンファレンス参加と慣れない業務の中、大変だったと思います。
それに加え、毎週火曜日の朝7時からのプライマリケアカンファレンスや毎日行われている朝のERカンファレンスなどの発表の準備。DSC01728
毎週木曜日の18時から行われる症例検討会の資料の準備。
泣きながら資料の準備をしたのも、自分にとっても良い思い出になる事でしょう。

そんな忙しい中、自主的に早く病院へ来て、病棟の朝の採血をしたり遅くまで残り、5人で勉強をしたりと頑張っています。
4月から現在までの期間は相当、密度の濃い日々だったのではないでしょうか? DSC01739

ある研修医がペアになっている指導医の先生の事を話している時に「 早く○○先生の力になれるようになりたい。忙しいのに自分にとても良く指導してくれるんです。」と言っていました。
一生懸命に向上心を持って頑張っている研修医。
損得抜きに、純粋に患者さんのため、指導医の先生の指導に答えたいという気持ちを持ち頑張る姿には感動します。 DSC01740

今朝の出来事ですが、小川先生が「当直帯に7台救急が入り一睡も出来なかった」と話をしながら朝御飯を食べていました。
朝からハイテンションの小川先生は、食べながら「ご飯のおかずが無く なった」 と言いながらお菓子をおかず代わりにご飯を食べていました。
さすがにこれには、山本先生達から鋭い突っ込みが入っていました(^_^;)

研修2年間・・・・
まだまだ始まったばかりですが、頑張って行きましょう!


勉強会に1万円払うなら上司と3回飲みなさい

2010年5月14日
勉強会に1万円払うなら上司と3回飲みなさい
救急部長 木村圭一

本の紹介です。公立病院ではないので、宣伝しても大丈夫ですよね。と言っても宣伝費用はもらっていませんが。

ネットでたまたま見つけて、タイトルに引かれたので購入しました。著者は、リクルート事件があった翌年にリクルートに入社し、現在は人材コンサルティング会社(って何しているんでしょう?)を経営されています。

早速読んでみました。クリニックの応援の合間に読めました。

まずタイトルの事ですが、今都会では仕事が終わってから、平日の夕方に行われる有料(1回1万円ぐらいするそうです)の勉強会に参加する若者が多いのだそうです。そんな勉強会に参加するよりも、上司と腹を割って話す方が良いと言う事です。1回飲みに行けば3千円ぐらいでしょうと言う事で3回になっています。

その他を箇条書きにします。

・若い時にやりたい事を決めてしまうのはもったいない
・やりたい事がないのは恥ずかしい事ではない
・仕事とは、来た球を打ち返すこと
・仕事をする事で得られるものは、お金以外に3つある
・仕事が残っているのに上司に飲みに誘われたらどうすべきか
・「尊敬できる先輩がいません」は本当か
・暇があったら社内を散歩しましょう
・誰がダメだと言ったのか
・仕事がつまらないのは自分のせい

楽しく、元気に仕事をするにはどうしたら良いかと言う事を若い人に伝えたい!と言う事で書かれた本です。是非研修医の先生達だけでなく、若い方に読んで頂きたいと思います。臼井さんの部屋に寄付しました。

ちなみに当院では若い先生にはおごってあげていますから、お金の事は気にせず飲みに行きましょう(某○○長先生とだと3千円ではすみませんが(^.^))。

それから救急の分野では特に、休日を使って色々勉強するOff-the-Job trainingが行われています。こちらは1万円どころかもっとします。が、こちらは重要だと思います(受講料は病院持ちですし)ので是非受けましょう。飲みに行くか、こういった講習会かどちらかと言われれば、、、、もちろん前者になります。研修医の皆さんは両方頑張りましょうね。

ところで、先日のBLS講習会の話はいつ記事にして頂けるのでしょうか??


宮崎グランドケースカンファレンス!!

2010.5.9
宮崎グランドケースカンファレンス!!
一年次研修医 小川 絵奈

今井先生が鹿屋の平和を守ってくれている中、残りの研修医4人で宮崎に勉強会に行って来ました!
内容は1日目は青木眞先生の感染症についての講義、2日目は症例検討会でした。
研修始まり1ヶ月、感染症の入院患者さんは数人受け持ったけれど、まるで抗生剤の種類、スペクトラムが覚えきれず、非常に苦しんでおりました。IMG_0035[1]
で、結局指導医の先生の処方を確認して終わる、、、みたいな。
そんな私にとって、今回の講義はまさに目からウロコ、感染症っておもしろいんじゃないですか!!と思わせて頂けた講義でした。
グラム染色の重要性なんて、今までそんなに深く考えてなかった。。
何となく菌種わかるけど、結局培養するから、要は培養の 補助診断か培養結果が出るまでのつなぎのようなものなんじゃないのかな~??なんて考えてたりして。
指導医の先生からは「研修医ってのは、白衣がグラム染色の試薬で汚れてなきゃダメなんだよ。俺の白衣はいつも汚れてたよ!!」って熱い指導を頂いていたのにその本当の意味を理解することなく日々働いてました。
青木先生の講義でいかにグラム染色が大事かわかりました!例えば、、、
検体の中に少ししか存在しない菌もたくさん存在する菌も培養したら同様に増えるけどグラム染色ではその検体内の細菌の純粋な数をあらわす!!
具体的に言うと、
喀痰内に大量の緑膿菌とcontamiのMRSAがいたとすると、グラム染色すれば原因菌は緑膿菌とわかる。しかし、培養だけみてたら、MRSA肺炎?緑膿菌性の肺炎?と悩む。

おぉ!!なるほど!確かにそうだ!こんなこと知ってしまったら、検体持って、検査室に走らずにはいられないですよね!!!(私だけ??)
指導医の先生、ごめんなさい。あんなに熱く教えて下さってたのに、出来の悪い教え子は気づくのに時間がかかってしまいました。。
今後はもっと頭をフル回転させて理解するようにしますんで、
懲りずに教えてやってくださいね!!


留守番

5月から外科 研修医 今井雅浩

昨日の夕方から今日の昼まで、宮崎で 第2回宮崎グランドケースカンファレンス なる勉強会がありました。大隅鹿屋病院に定期的にきてくださっている感染症コンサルタントの青木眞先生をお招きしての勉強会だったようです。

”だったようです”と書いたのも、僕は”大隅半島を平和を守る”ために病院で留守番当直をしていたからです。なーんて大きな事を書きましたが、なんてことは無い、他の4人の研修医が休日返上で病院に詰めているときに、マグマ駅伝なるものに参加して気持ちの良い汗を書いたり、5月末に学会に行かせてもらったり(予定)と、休みを取っているから今回は僕が留守番役になっただけ。

当直してみたものの、まだ何もできないので、指導医や看護師さんの周りを生まれたての子牛のようについて回るだけ。”大隅半島の平和を守る”なんて恐れ多い、指導医や看護師さんの仕事を邪魔しないようにするだけで精一杯。まあ、かわいい子牛(??)だから仕方ない。

当直してみて実感したことがあります。病院を守っているのは医師だけじゃなくて(と言うより医師以上に)、看護師さんや技師さん、総務課の方をはじめとする病院職員全員の力が大きいと言うこと。

深夜の救急コールを受けて、医師に伝え、医師がオーダーするであろう検査の用意を前もってしてれるERの看護師さん
深夜にいやな顔一つせず、ポータブルの胸部Xpを撮ってくれる、心エコーをしてくれる、内視鏡のお手伝いをしてくれる技師さん
どんな深夜でも、モニターのアラームが鳴ったらすぐに病室に駆けつけて、朝は5時前から採血してくれる病棟の看護師さん

当直をすると病院全体で、病院を守っていることが良くわかります。
そんな大変な日常業務に加え、今は

すいませ~ん。○○さんのカルテってどこにありますか~?
すいませ~ん。××さんのCTの写真ってどこにありますか~?
すいませ~ん。酒精綿落としちゃったんですけど・・・
すいませ~ん。今度デートしてください ※1

というような研修医からの質問・お願いも病棟をこだましています(こだまさせているのは僕だけみたいですが・・・)
研修医(僕!?)から繰り返し発射される深夜の質問・お願い攻撃にも、優しく対応してくださる看護師さん、技師さんはじめ病院の皆さんによって大隅鹿屋病院は守られています。

そんな皆さんのおかげでかわいい子牛も少しずつ育っていくはずです。今はただのかわいい子牛(!?)ですが、そのうち島根名産の隠岐牛に負けないくらい美味しい肉牛になりますので、皆さん、焼き肉にするのはもう少し待っていてくださいね。

そういえば、某S間外科部長から、外科入局の条件として
「隠岐牛連れてこい!!」
って言われたのすっかり忘れてた。と言うことは、まだ外科に入局ないのかな?

※1は冗談です。「ふざけた病院だ!!」なんてクレームは送らないでくださいね。


ゴールデンウィーク

2010年5月6日

ゴールデンウィーク

1年次研修医 溜渕昌美

こんにちは。1年次研修医の溜渕です。

ゴールデンウィーク中に“日当直”を初めて経験しました。

最中は、どんどん患者さんは増えてくるし、何をどうすれば良いか判断できず、『きつかった…』というのが正直な感想です。

後から考えると、色々な訴えの患者さんがいて、たくさん学ぶことがあったと思いますが、そんな余裕はゼロでした。

先生に好きなようにしていいよと言われても、なにをどのように好きなようにすればいいか分からず、結局固まってしまってばかりでした。

先生に指導していただき、看護師さんにも何度も助けられながら、なんとか乗り切ることができました。

そんな中で、先生に言われた『患者さんの前ではもっとどっしり構えんね。』という言葉にハッとしました。患者さんには、研修医だろうがなんだろうが医者は医者です。おどおど・もじもじしていれば例え正しいことをしていても、それだけで不安にさせてしまいます。もし自分が診てもらうならやっぱり安心感のある先生がいいと思います。

自信がないのに堂々とするのは難しく、少しでも落ち着いて患者さんの前にでるためにはやはり日々勉強していかなければならないなと感じました。

上級の先生たちのようにスマートにはいきませんが、少しずつ少しずつできることが増えていくように頑張ります。