瑠璃も玻璃も照らせば光る

2010年4月5日
瑠璃も玻璃も照らせば光る
救急部長 木村圭一

この言葉を聞いて、「ああ、あれか」と言われる方は二種類いると思います。

一つは、国語に詳しい方、もう一つは私のような救急オタクです。後者については別に述べます(いずれ)。

瑠璃(るり)は、12月の誕生石であるラピスラズリの和名です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/瑠璃
http://ja.wikipedia.org/wiki/ラピスラズリ

玻璃(はり)は石英で、その中でも無色透明な物をさす水晶のことです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/玻璃

これらの宝石は単独では何の意味もない?でしょうが、光を当てると個性的な色で、美しく光ります。つまり、どんなダメな人にも適切な仕事を与えれば、それなりの働きをすると言う意味です。逆に言えば、どんな素晴らしい能力を持っていても、それを発揮する機会がなければ良さが分からないと言う事です。なかなか良い言葉ですね。

研修医の先生にも(指導医もですが)色々な人がいて、知識や器用さも様々です。時々見捨ててしまいそうになる事がありますが、ぐっとこらえて指導しなければならず、指導医も大変です。

ある講演会で、態度の悪い研修医にどう指導したら良いでしょうか?と質問したら、態度も技術と考えてはいかがでしょうか?と言われました。態度が悪いと教える方としても気分が悪いですが、こいつは上司に適切に対応するスキルが初級だから仕方ないなと思えと言う事です。

自分が研修医の時を思い出しても、指導医の先生が辛抱強く指導して下さったので、今の自分があります(と言っても大した事ありません。注参照)。

こいつはダメだから、、、、と見捨てないでちゃんと光るように照らして行きたいですね。

注 ポケットジョークと言う本があります。それにありました。

卒業生が教師に「私の知識の全ては先生から教わった物です。ありがとうございました。」
教師「礼には及ばんよ、そんなわずかな事で」