面白い本を見つけました

2010年3月23日
面白い本を見つけました
研修委員長 田村幸大

福岡のレジナビフェアの帰りに本屋さんに寄りました。
その時に面白い本を見つけました。

タイトルは「研修病院選び方御法度」です。
有名な「研修医当直御法度」と似たタイトルで、同じ三輪書店からの出版です。
Amazonでは在庫が無いようですが、楽天ブックスには数冊残っているようです。
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E7%A0%94%E4%BF%AE%E7%97%85%E9%99%A2%E9%81%B8%
E3%81%B3%E3%81%8B%E3%81%9F%E5%BE%A1%E6%B3%95%E5%BA%A6-%E5%AE%89%E8%97%A4%E8%
A3%95%E8%B2%B4-4895903508/item/6407739/

帯には福井大学の寺沢先生の言葉が載っています。
「多くの研修医の先生方が求めている知識、技術の習得を研修とは言いません。研修
とは「問題解決の手段を習得すること」を言います。この研修の本質を見極めて、研
修施設の在り方、指導医の姿勢、研修医の姿勢に鋭く切り込んだ「御法度」が網羅さ
れています。研修施設、そして指導医の先生方にとっては、恐ろしい本が出てしまい
ました。初期研修医がここまでわかっていることに驚嘆!脱帽!拍手!」

サラッと読めてしまう分量ですが、確かに指摘されていることは心当たりがありま
す。
研修医なのにここまで手技をやらせてくれると言いすぎていないか?
地域医療に力を入れていると言い過ぎていないか?
救急に力を入れていると言い過ぎていないか?
この本の基準でいくと当院はまだまだだと思う点があります。一方、昨年の卒後臨床
研修評価に当たって、研修理念・研修プログラムの見直し、評価システムの明文化、
当直帯の勤務規定の明文化などに取り組んだことで改善されている点もありました。
もちろん、規定が明文化されているだけでは意味が無く、現場で実際に研修医が成長
しているかどうかが最も大切ではありますが。

それぞれの事項に反論もあるかと思いますが、研修医目線の意見として研修医教育に
携わる方は、一読をお勧めします。と言うか必読本でしょう!