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トップページ > 患者様向け情報 > ヘルスインフォメーション > 知っておきたい病気の話 > vol.23 生活習慣病に気をつけて!高血圧との関係/【内科】有留 大海

Oosumi Kanoya Hospital

知っておきたい病気の話

vol.23 生活習慣病に気をつけて!高血圧との関係/【内科】有留 大海

高血圧について

高血圧はとても身近な病気です。現在、30歳以上の日本人の40~ 50%が高血圧であると言われています。しかし、高血圧だと具体的に何が悪いのか?高血圧を防ぐためにはどういったことに気をつければいいのか?ということは意外と知られていないように思います。

血圧とは

そもそも血圧とは何でしょう?血液が血管の中を通る際、血管にかかる圧力のことを血圧といいます。心臓が収縮して血液を押し出す時、血管に一番強く圧力がかかります。これが収縮期血圧(最高血圧)です。収縮した後に心臓が拡張する時、圧力が一番低くなり、これが拡張期血圧(最低血圧)です。高血圧
の基準は、収縮期血圧140mmHgまたは拡張期血圧90mmHg以上とされています。

高血圧だけでは症状がない方がほとんどだと思います。では、なぜ高血圧は悪いのか?高血圧は動脈硬化の原因となり、脳卒中や心臓病、腎臓病の危険が高まるからです。高血圧の状態が続くと、血管は高い圧に負けまいと壁が厚くなり硬くなっていきます。これが動脈硬化です。動脈硬化は全身の血管に起き、血液の流れを悪くします。心臓を栄養する血管に起これば、狭心症や心筋梗塞になる確率が高くなりますし、脳を栄養する血管に起これば脳出血や脳梗塞の確率が高くなります。収縮期血圧が10mmHg高くなると、脳卒中発症率や循環器疾患による死亡率が約15%も増加すると言われています。重篤な病気にならないよう、症状がないうちに対処するのが大事なのです。

高血圧を防ぐには

では、どうすれば高血圧を防げるのか?すぐに病院で血圧を下げる薬をもらえばよいのでしょうか?いえ、「生活習慣」病というくらいですから、まずは生活習慣を変えることが重要なのです。減塩、減量、節酒、ぐに病院で血圧を下げる薬をもらえばよいのでしょうか?いえ、「生活習慣」病というくらいですから、まずは生活習慣を変えることが重要なのです。減塩、減量、節酒、これらが高血圧を防ぐには重要です。

塩分の取りすぎが高血圧の原因になることは皆さまもご存じと思います。しかし、どの程度の量を摂取していいのかを知っている方は少ないのではないでしょうか。食塩摂取量の目標値は1日あたり10g 未満、高血圧の患者さまではさらに厳しく1日あたり6g 未満とされています。外来で患者さまとお話すると、味噌や醤油などの調味料を少なめにして薄味にしたり、漬け物を控えめにしたり、様々に工夫されている方が多いです。酸味や香りのある野菜などを使うことで、薄味の料理にも変化がつきますのでぜひお試しください。こういった調理法の工夫はもちろん重要で、効果があるのでぜひとも続けていただきたいと思います。さらに、皆さまに知っていただきたいのは、「摂らされている」塩分があるということです。私たちは様々な加工食品や外食によって、意識せずに多くの塩分を摂取しています。おおよそですが、梅干し1つで2g 、ちくわ1本で2・5g 、食パン1枚に1g が含まれています。さらに言うと、ざるそば1人前3g 、みそラーメン1杯6g 、カツ丼1杯4・5g です。こういった意識していない塩分摂取は、1日の摂取量の半分を超えるといわれています。加工食品の摂取量や、外食の頻度に気をつけることでさらなる減塩が達成できると思います。

肥満防止を心がけましょう

肥満も高血圧と深い関わりがあります。身長(m)×身長(m)× 22が標準体重です。いかがでしたか?自分の標準体重を知り、それに向けて減量することで血圧だけでなくコレステロール値や尿酸値、血糖値も下がることが期待できます。食べ過ぎないこと、適度に運動すること、長期間続けられる範囲でやり始めてみることが重要です。

鹿児島はお酒が好きな方が多いようですので耳の痛い話かもしれませんが、飲酒も血圧を上げることが知られています。日本酒で1 合、焼酎だとぐい飲みで1杯(70㎖)が適量とされています。それくらいでは満足できない酒豪の方々も多いとは思いますが、酒の肴に合う料理は塩分が多いこともありますので、お酒も適量を心がけていただければと思います。

心配な方は当院にご相談ください

ご自宅で血圧が高かった方、健康診断で指摘された方はぜひ病院へいらしてご相談ください。現在の生活習慣の問題点、どう改善していけばいいのかを栄養士も交えてお話しできると思います。高血圧の治療の目的は、血圧を下げることそのものではなく、未来の心臓病や脳卒中を防ぐことです。症状がないからこそ、今のうちに生活習慣を改善していきましょう。



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